温かい人々と
豊かな自然が迎える
利尻富士町

利尻富士町ではたらく。
島とつながる。
利尻富士町は、北海道の北端、日本海に浮かぶ小さな離島町です。
ここには、雄大な利尻山を望む美しい自然と、 誰にでもやさしく声をかけてくれる、あたたかな人々の暮らしがあります。 すれ違えば自然と挨拶が交わされ、困っていれば誰かが手を差し伸べる。 そんな人と人とのつながりが、今も当たり前のように残る町です。
利尻の魅力は、豊かな自然と人の温もりだけではありません。 夏でも涼しく、空気も水も澄んでいて、ウニや昆布などの海産物も豊富。 食も暮らしも、ここでは心から満たされる時間が流れています。
「離島は不便」と思われがちですが、利尻富士町は飛行機を乗り継いでも、フェリーを使っても、 都心から約4時間ほどでおとづれることができるアクセス抜群の離島です。 島内にはコンビニやスーパー、飲食店、温泉もそろっており、生活環境も充実しています。
現在、利尻富士町では町役場による求人を中心に、地域の仕事に携わってくれる方を募集しています。 働くことをきっかけに、自然と人と、深くつながる暮らしを始めてみませんか。
RISHIRIFUJI
LIFE
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山上みゆきさん
移住6年目
「また来たい」じゃなく、
「ここで生きたい」と思えた島- Q.お仕事は何をされていますか?
- 宿泊施設の管理をしています。海外からのお客様も多く、外から見た利尻の感想を聞くことができるのが面白いです。お客様との会話を通じて、改めて島の魅力を発見することも多く、毎日が新鮮な気持ちで仕事に取り組めています。
- Q.移住のきっかけは?
- 最初は短期のリゾートバイトでうにむきのアルバイトをするために来ました。たった2ヶ月半の滞在でしたが、島でしか味わえない新鮮な海の幸や、島の人達の温かい人柄に触れているうちに、「ここで生活したい」という気持ちが自然と湧いてきました。翌年も同じ会社でアルバイトをして、秋からは地域おこし協力隊として本格的に移住。現在は任期を終えて2年ほどが経ちますが、島を離れる理由が見つからないほど充実した日々を送っています!
- Q.利尻富士町の魅力は?
- 満員電車に揺られることも人混みに疲れることもないこともありますが、何より、心からゆったりとした時間を過ごせることが最大の魅力です。地元で採れる海産物は本当に美味しくて、都会では高級品として扱われるようなものが日常の食卓に並びます。生活圏はコンパクトですが、必要なものは揃っているので不便を感じることはありません。むしろ、この適度なコミュニティーが心地よく感じています。
- Q.利尻富士町ならではの休日の過ごし方は?
- もともとインドア派なのですが、島に来てから釣りという新しい趣味を始めました。島の新鮮な食材を使った料理作りも楽しみの一つで、都会では体験できない贅沢だと感じています。ドライブで島を一周すると、天気の良い日には海面がキラキラ光っていて、反対側には雄大な山々が見える、贅沢な景色を見ながら過ごしています。
- Q.移住を考えている人に一言!
- 正直、移住前は不安もありました。でも実際に住んでみると、想像をはるかに超える快適さでした。確かに田舎ならではの不便さや課題もありますが、それ以上に「ここに住んでいて本当に良かった」と心から思える毎日です。一人でも多くの方に、利尻富士町での新しい人生を検討していただけたら嬉しいです!
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いわがきみなみさん
移住5年目
東京から離れて見つけた、仕事も子育ても楽しめる
「心動かされた島」- Q.お仕事は何をされていますか?
- 役場の産業振興課、商工観光係で働いています。事務仕事や観光客からの電話対応が基本ですが、それだけに留まらず登山道整備、観光関係の企画、島のイベント運営まで、幅広い業務に携わっています。デスクワークから現場作業まで多岐にわたる仕事内容で、毎日が変化に富んでいて飽きることがありません。子供と過ごす時間も十分にあるので、仕事と子育てを両立できます。
- Q.移住のきっかけは?
- 大学2年の時に環境学部のゼミプロジェクトで利尻富士町を訪れたのが全ての始まりでした。もともと東京以外の場所で生活してみたいという気持ちはあったのですが、2泊3日という短い滞在の中で島の魅力が凝縮されて体験でき、特に島の人々の温かさと、同世代の若者たちの島への熱い想いに感化されました。大学2年の時点で「ここに住みたい」と移住を決意し、その後もアルバイトで何度か島を訪れて、確信しました。
- Q.利尻富士町の魅力は?
- 何と言っても「人の良さ」が一番の魅力です。島の方々は移住者をとても温かく迎えてくれ、「どこから来たの?」「これ持っていきなさい!」という感じで、よそ者扱いすることはなく島の人も移住者にとてもウェルカムムードです。生活面では、利尻島は想像していたほど田舎ではありませんでした。歩いてどこへでも行けて、買い物で必要なものは何でも揃います。札幌へのアクセスも良く、ネット通販も普通に届くので、都会と変わらない便利さがあります。
- Q.利尻富士町ならではの休日の過ごし方は?
- 子供と一緒に海や公園で遊んだり、釣りを楽しんだり、1時間ちょっとで登れる手軽な山への登山も楽しんでいます。利尻富士町の名産の昆布干しの作業は島ならではの体験で、とても楽しい時間です。自転車でのサイクリングも島の風景を楽しむのに最高で、もともとアクティブな性格でしたが、東京では経験できなかった自然との触れ合いがこんなにも身近にあることに驚いています。「やれることは全部やりたい」という気持ちで、島での生活を満喫しています!
- Q.移住を考えている人に一言!
- 新しい環境に飛び込むことは確かに不安があると思います。でも、一歩踏み出してみれば、新しい趣味、素敵な出会い、想像もしなかった楽しいことが本当にたくさん待っています。迷っている時間がもったいないくらいです。ぜひ勇気を出して一歩踏み出してみてください。きっと新しい自分に出会えるはずです!
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しらかわさん
移住3年目
「若手でも即リーダーに。」
挑戦できる町で見つけた本当の成長- Q.お仕事は何をされていますか?
- 利尻富士町消防署で事務作業、火災救急、救助などの業務全般を担当しています。福島出身で、沖縄の救命士専門学校で3年間学んだ後、消防士としての利尻富士町の消防士として働き始めました。消防士という職業柄、就職先は全国の消防署が選択肢だったんですが、色んな地域を検討した結果、利尻富士町を選びました。
- Q.移住のきっかけは?
- 利尻富士町消防署のInstagramを見て詳細を知り、応募を決めました。最近は多くの消防署がInstagram、YouTube、TikTokなどのSNSで情報発信をしており、求職者もそこから情報収集することが多くなっています。SNSを通じて職場の雰囲気や島の魅力を知ることができたのが決め手でした。
- Q.利尻富士町の魅力は?
- 何より、若手でも積極的にチャレンジできる環境があることです。入団してすぐに大型免許を取得させてもらえたり、1年目から救急現場でリーダーを任せてもらえたりと、本土の大きな消防署では階級や経験年数によって制限されるような業務も経験させてもらえます。これは小規模な組織ならではの大きなメリットだと思います。生活面では、確かにチェーン店がないのは少し不便に思うこともありますが、意外と住みやすく、稚内や札幌まで飛行機で手軽にアクセスできるので、思っていたほど不便ではありません。
- Q.利尻富士町ならではの休日の過ごし方は?
- 島に来てから釣りを始めました!ターミナルに行けば様々な種類の魚が釣れるんです。もともとイカ釣りには興味があったのですが、周りの同僚や友人も釣り好きが多く、その影響で本格的に始めるようになりました。島の豊かな海に囲まれた環境だからこそ楽しめる趣味です!
- Q.移住を考えている人に一言!
- 利尻富士町は本当に住みやすい場所です。強いて言えば雪の多さには慣れが必要ですが、それ以外は特に問題ありません。特にアクティビティが好きな方にはおすすめしますの場所で、山登り、海でのマリンスポーツ、スキー、釣り、サイクリングなど、自然を満喫できるアクティビティが豊富に揃っています。都会では味わえない自然の中での生活をしてみたい方には、まさにぴったりの環境だと思います。
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やまざきさん
移住1年目
出会いと自然に導かれ、
「知らない土地での挑戦」という選択- Q.お仕事は何をされていますか?
- 救命士として働いています。救命士を養成する大学に在籍していましたが、登山が趣味で自然に恵まれた場所で生活したいという想いがありました。順調に小中高大と進学したものの、どこに就職するかで悩んでいた時に、大学の教授に相談したのが利尻富士町との出会いのきっかけでした。
- Q.移住のきっかけは?
- 大学教授が島の人とつながりがあり、利尻富士町を紹介してくれました。アウトドアが好きで、特に山登りが趣味だったので、自然豊かな環境にとても魅力を感じました。「利尻富士町」と聞いても最初は何も想像がつかなかったのですが、就職が決まってから1週間島の生活を体験しに来ました。消防署を見学させてもらったり、山にキャンプに行ったりする中で、「ここに住んでみたいなぁ」という気持ちが自然と湧いてきました。就職の選択肢は多くありましたが、やりたいことがあるなら行くしかないと思い、移住を決意しました。
- Q.利尻富士町の魅力は?
- 移住してまだ4ヶ月ですが、今のところ移住する前のイメージとのギャップは全くありません。都会とはまた違った魅力があり「人の温かさを感じられる」というのが利尻富士町ならではの魅力の一つだと思います。山が好きなのでよく公園やフェリーターミナルなど色々なところに出かけますが、どこも草木が手入れされていて、町全体が本当によく整っていると感じます。島外からの観光客や移住者を拒む雰囲気が全くないのも、この町の大きな魅力だと思います。
- Q.利尻富士町ならではの休日の過ごし方は?
- 通勤に時間が全く取られないので、仕事が終わってからでも釣りに出かけることができます。自分の時間、したいことに費やせる時間が圧倒的に多いのが島暮らしの最大のメリットですね。昆布干しの手伝いにも遊び感覚で参加していて、島ならではの体験を楽しんでいます。都会では絶対に経験できないことばかりで、毎日が新鮮です。
- Q.今後は利尻富士町に定住する予定ですか?
- 最初は何年間かだけと期間を決めて移住しようと思っていました。でも実際に住んでみると、利尻富士町ならではのやりたいこと、自分のしたいことの選択肢がどんどん広がっていく気がしています。この環境でなら、新しい自分に出会えそうな予感がしています。
- Q.移住を考えている人に一言!
- もし少しでも環境を変えたいと思っているなら、まずは来てみてください!言葉で説明するより、実際に体験してもらうのが一番だと思います。私も移住してまだ4ヶ月の新人ですが、移住してきて良かったと思います。新卒で島に来るという選択は珍しいかもしれませんが、若いうちだからこそできる挑戦だと思います。一歩踏み出してみる勇気があれば、きっと新しい世界が開けるはずです!
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おがわさん・きたいさん
移住10年目・移住18年目
人生に一度くらい、
「島で働く」という選択を- Q.お仕事は何をされていますか?
- 保健センターで赤ちゃんからご高齢の方まで、全世代の町民の健康維持に関わるお仕事をしています。病院とは異なり、健康な方も対象として予防的なアプローチを重視しています。小さな町だからこそ、データを基に町全体の健康課題を把握し、解決のための事業を提案・実施できるのが大きなやりがいです。過去には介護予防教室、親と子の集い、健康体操教室などを企画し、住民の皆さんから意見を収集する場も作ってきました。毎朝7時に健康体操の音楽が町に流れるのも、こうした取り組みの一つです。
- Q.移住のきっかけは?
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(小川さん)道内を転勤する仕事に就いており、利尻に来た際に「住民との距離が近くて楽しそうに働いている保健師」の姿を見て強く魅力を感じました。他の転勤先では感じたことのない特別な魅力でした。
(北井さん)実家暮らしから転職を考えていた時期に、もともと観光業で培った海と山への愛情もあって利尻を訪れ、偶然の出会いでしたが島の人々の温かさに心を奪われて移住を決意しました。 - Q.利尻富士町の魅力は?
- 住んでみると全く苦ではなく、想像していたほど不便ではありません。飛行機があるのでどこへでも行けますし、意外と都会的な面もあります。欲しいものがあれば札幌まで行けば何でも買えます。何より島の人たちが気軽に「やきやき」(島の言葉でバーベキューの意味)に誘ってくれるような温かさが素晴らしいです。色んな人が気軽に声をかけてくれて、島のコミュニティに自然と溶け込むことができます。年に7〜8人の学生が外部から実習に来ることもあり、島外との交流も活発です。住民の皆さんも移住者の受け入れに慣れており、自然な形で島のコミュニティに溶け込むことができます。
- Q.利尻富士町ならではの休日の過ごし方は?
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(小川さん)自宅の部屋から利尻富士が見える恵まれた環境で、その絶景を眺めながらビールを飲む時間が至福のひとときです。
(北井さん)は愛犬と一緒に泉の袋間での散歩を日課にしており、お気に入りのスポットです。
どこからでも海と山の両方が見えるロケーションは本当に贅沢で、特に海岸あたりから見る山の風景は格別です。礼文島から見る利尻山の景色も最高で、礼文島にある「北のカナリア学校」もおすすめスポットです。 - Q.移住を考えている人に一言!
- 「人生一度くらい、離島保健師になってもいいんじゃない?」これは求人のキャッチフレーズとしても使っている言葉です。専門職として、住民との距離が近い温かい職場環境で働く経験は、きっと人生の貴重な財産になると思います。自然豊かな環境の中で、やりがいのある仕事に従事してみませんか。長年住んでいる私たちが保証します、利尻富士町での生活はきっと素晴らしいものになりますよ!